Q1.コロナって終わったんじゃないの?
終わったのは報道だけです。日本全国で2024年は3万5,865人、2025年も1月だけで約5千人の方が新型コロナで亡くなっています。死亡者の97%が65歳以上ですので特に危険ですが、肺や免疫の病気がある方で重症化しやすく、若年者でも味覚障害・倦怠感・心不全の増加などの後遺症が全世界で問題になっており、1回コロナにかかるとIQが5下がって血管年齢が5歳老けるといわれています。
Q2.でもワクチンを打ってもコロナにかかるんでしょ?
「でもシートベルトしてても死ぬんでしょ?」と同じ質問です。これまでの研究でワクチンを打つと約4割感染する可能性が減り、約7割重症化(=入院)する可能性が減ることが証明されています。また、感染後の後遺症が起こる確率も約6割減らせることが分かっています。
Q3.去年ワクチン打ったから今年は大丈夫かな?
残念ながら新型コロナワクチンの効果は打ってから時間が経つと徐々に弱くなります。ファイザーやモデルナのワクチンは半年くらい、武田や明治のワクチンでも1年ほどで効果が切れてきますので年1回以上のワクチン注射が全世界で推奨されています。
なお実際に新型コロナにかかってもワクチンのような免疫はつかず、1ヶ月で免疫は元に戻ります。
Q4.ワクチンの種類が多くてよくわからない
当院取り扱いの3種とも細かな違いはありますが効き目は優劣付け難いことが証明されていますので、効果期間や副反応の強さで決めていただいて構いません(ただし、副反応が強いほど予防効果が高いです)。ヌバキソビッドとコスタイベは2人単位での予約が必要なのでご注意下さい。
Q5.ワクチンの対応株のLP.8.1とかXECって去年のでしょ?今はニンバスが流行ってるらしいけど
実はニンバスも流行が古くて9月の時点ではXFGという株が優勢です。ただ、LP.8.1もXECのワクチンもXFG株に対する抗体価はしっかりと増加することが確認されていますので、どのワクチンを打っても
年末年始の流行に備えられます。