バキロビッドが処方可能になりました

なかなか第7波が治まらない昨今ですが、このたび当院でも最新の治療薬であるパキロビッドが処方可能になりました。

パキロビッドは新型コロナウイルス感染症に対して開発された抗ウイルス薬です。オミクロン株の登場以降はコロナ流行初期には効果的だったロナプリーブやゼビュディなどの中和抗体薬は効き目が低くなってしまいましたが、パキロビッドはBA.5株に対しても入院(=重症化)の可能性を大きく減らすことが確認出来ており、下に挙げた最新の治療ガイドラインでも軽症患者の第1選択薬になっております。

診断から5日以内で、酸素投与が不要な軽症患者、重症化因子があること…など投与基準が厳しく他の内服薬との相互作用も多いため誰にでも投与出来るわけではありませんが、投与可能な方には出来るだけ処方していく予定です。

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