実は危険なフェイスシールド

新型コロナウイルスの流行から半年以上が経ちましたが、感染予防に重要な事とそうでもないことが徐々にはっきりしてきました。

感染リスクの高い行為

  • 同居人以外との飲食(飲酒は特に危険)や会話
  • 換気の悪い空間に30分以上居る
  • マスクをしていない人の2m以内に近づく

感染を避けるためにとるべき行動

  • 飲食時は食事が来るまではマスクをし、食べている最中はおしゃべりしない
    (ホリエモンが文句をつけたやつですね…)
  • 具合が悪い時は外出しない
  • こまめに手を洗うかアルコール消毒をする
    (特に外出から帰った時や飲食前、他人が触れた物に触れた後などが大切です)
  • 他人と2m以内に近づくときにはマスクをつける
  • テレビの話を鵜呑みにしない

こちらさえ守っておけば過度に怖がる必要はありません。全国で散発的に流行が続いているのは飲食時や職場での休憩時に感染予防がきちんとされていないことが大きな原因と考えられます。

しかし、他にも原因がありそうなクラスターも発生しています。以下の記事に詳しいのですが、透明なプラスチックで出来ているフェイスシールドやマウスシールドには装着者の飛沫が周囲に飛ぶのを予防する効果がほとんど無いことが分かってきました(装着者を感染から予防するのとは別の話なのでご注意ください)。

新型コロナ対策  フェイスシールド・マウスシールドってどうなの?

https://news.yahoo.co.jp/byline/sakamotofumie/20201012-00202626/

埼玉県での劇場関係者のクラスターなどはおそらくフェイスシールドへの過信と換気不足が原因と考えられます。残念ながら政府関係者でもマウスシールドを使って会見している方もおりますので、誤解を広めるような行為は謹んでいただきたいですね。他人に近づく時には必ず布や不織布で出来たマスクを装着してください。

また、スーパーなどで手袋を交換せずに接客を続ける店員さんやお客さんが散見されますが、付けっぱなしの手袋というのは自分だけは感染から守れますが、他人には手の汚れを移し続けていることになります。手袋は接客相手が変わったら交換して前後に手指消毒しないと全く意味がありませんので、こちらもご注意くださいね。

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