マスクを付けて運動しても心肺機能には問題ない

デルタ株が大流行していますが、ジムは相変わらず混雑していますね。

マスクをしながらトレーニングをすると心臓や肺に負担がかかるのではないかと思われる方もいますが、健康な人ではその心配はほとんど無用であるという研究結果が出ましたので紹介します。

Effects of Wearing an N95 Respirator or Cloth Mask Among Adults at Peak Exercise

JAMA Netw Open. 2021;4(6):e2115219

この研究では40歳前後の健康な男女20人にそれぞれマスクなし、布マスク、N95マスクを付けてルームランナーを走ってもらいました。結果、マスクの有る無しに関わらず最高酸素摂取量(VO2 peak)や心拍数に差はありませんでした。ただし、やはりマスクを装着している方がアンケートで不快感は強かったようです。

以上の結果から、少なくとも健康な非喫煙者ではマスクをしても不快感は増すものの身体的には安全にトレーニングが出来るといえそうです。

ただし、ウレタンマスクと布マスクには感染予防効果はありませんので気をつけて下さい!

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